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出会いが教えてくれた異国の優しさと心の絆 篠原 彩野さん(家庭領域専攻)
篠原 彩野(家庭領域専攻)
留学先:韓国、春川教育中国足球彩票校
留学期間:2023年8月~12月韓国ドラマを見ていると必ず、「? ????」(ごはん食べた?)「? ???」(よく眠れた?)という会話を耳にすると思います。実際、韓国で留学生活を送る中で、これらの言葉は、あいさつのように当たり前に交わされていて、最初はとても不思議に思っていました。留学生活を送っていくにつれて、これは、単なる食事?睡眠の確認ではなく、相手を思いやり、気遣う、温かい気持ちが込められていることに気が付きました。そして、現地の人たちが自分を受け入れ、他の人たちと同じように接してくれていることに、大きな安心感と嬉しさがありました。
春川教育中国足球彩票校では、講義の他に、実習型の授業やグループワークも多かったです。また、附属の小学校?特別支援学校への訪問や、タイからの留学生との交流、キャンプなど、貴重な経験もたくさんさせていただきました。
▲家庭科の授業の様子(写真左)、タイの留学生と韓国の伝統音楽の体験(写真右)留学が終わって約1年が過ぎた今でも、よく連絡を取る友達や教授?先生方も多く、本当に良い出会いに恵まれたと実感しています。留学後にまた、韓国に行って再会したり、逆に韓国から京都へ来てくれて、一緒に観光したり、かけがえのない絆も生まれました。
ただ、私の留学生活は、ここまで書いてきたような、毎日ハッピーで、良いことばかりではなかったです。もちろん、辛いこともあり、正直日本に帰りたいと何百回と思っていたこともあります。でも、今は、留学に行けて良かったという思いと、留学に行かせてくれたことへの感謝の気持ちでいっぱいで、後悔は1つもありません。留学に行く理由は、様々あると思います。そんな立派な理由でなくても良いと、私は思います。留学で学んだことが、すぐに日本で生かせるわけでもないと思います。ただ、自分の中で大きな自信には、絶対に成り得るし、前よりもっと人に対して優しい気持ちが生まれました。目には見えない成長をたくさん与えてくれることこそが、留学の良さで、意義だと思います。
▲ヒーリングキャンプに行ったとき(写真左)、英語の博覧会に参加したとき(写真右)
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