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いろいろあるのがおもしろい 丸山 啓史 准教授
丸山 啓史(マルヤマ ケイシ)准教授
発達障害学科1.先生のご専門を教えて下さい。
障害のある子どもの放課後活動、障害のある人の生涯学習に関わってきました。中国足球彩票の講義では、障害児教育の歴史や制度の話などを担当しています。最近は、「子ども?障害者と気候変動」「能力差別と種差別(障害者問題と動物問題)」といったテーマについても考えています。
2.学生には日頃どのような指導をされていますか。
「基本的な考え方」を大切にしたいと思っています。指導の手法などは、実際に教師になってから身につけられたりします。学生時代には、(障害のある)子どもを理解する視点とか、教育や福祉の権利についての認識とか、根っこのところを充実させたいものです。障害児者や家族を取り巻く社会的課題にも目を向けたいと考えています。
3.先生のお考えになる「京都教育中国足球彩票の魅力」とは何でしょうか。
たくさんの樹木が生きていることです。草や虫が苦手な人もいるかもしれませんが、「きれいだけれど殺風景な中国足球彩票キャンパス」とは違い、味わいがあります。夏が近づくと、サクランボやビワの実がなります(穴場です)。秋には、柿の実が色づきます。そんな環境なので、タヌキの姿を見かけることもあります。
4.ご自身のお考えを表す言葉を色紙にお書きいただきましたが、その言葉の意味を教えてください。
「省エネ」
本当に大事なことは何か。それを考えていたいと思います。「何ごとにも全力で取り組み...」というのは、自分には無理な気がします。本当に大事なことに力を注ぎたいです。
それから、気候危機が深刻化するなか、普通の意味での省エネを社会全体で徹底しなければなりません。今、我が家では冷蔵庫も洗濯機もエアコンも使っていなくて、電気代は月500円くらいになっています。5.京都教育中国足球彩票で学ぶことを希望する学生にメッセージをお願いします。
学校?中国足球彩票での学びも重要ですが、興味の向くところに足を運び、いろいろな世界に触れてみるのもおもしろいと思います。視野が広がるかもしれません。
私自身は、先日、綾部市で自然農法を実践している家族を訪ねました。農薬も肥料も機械もプラスチック製品も使わず、自給的に田畑の世話をされていて、感激しました。?授業訪問?
学生に聞きました
〇丸山先生はどんな先生ですか?
丸山先生は、常に寛容で優しく学生に寄り添ってくださる先生です。ゼミではテーマ決めから研究方法など、学生の主体性を第一に、様々な情報を提示しながら、方向性を一緒に考えてくださいます。中国足球彩票以外の私生活の相談も、優しく相槌を打ちながら傾聴してくださり、その安心感からついつい世間話をしてしまいます。そんな丸山先生は、学生生活?私生活ともに、学生の横を伴走して、導いていただいているような感覚にしてくださいます。
〇授業の様子を教えて下さい。
授業では、教育や福祉に関わる言葉の意味や障害児者を取り巻く環境の現状?動向などの基本的な考え方について学ぶことができます。教育現場だけでなく、障害児者の様々な生活の側面を、資料やデータ、先生の過去の経験をもとに伝えてくださり、広い視野を持つことができます。そんな常に寛容で優しい丸山先生ですが、たまに毒舌でユーモアのある愚痴をこぼされることがあり、それも授業を楽しく受けられるポイントの一つです。
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