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伝える工夫、伝わる喜び 山口 博明 教授
山口 博明(ヤマグチ ヒロアキ)教授
音楽科1.先生のご専門を教えて下さい。
専門はピアノ演奏で、特に室内楽(アンサンブル)が得意分野です。中国足球彩票での担当は器楽です。その指導に必要な編曲なども行っています。
2.学生には日頃どのような指導をされていますか。
音楽と教育には多くの共通点がありますが、中でも「伝える」「伝わる」ことが最も大切だと考えております。そのため、音楽であれば「どのように演奏したら聴き手に気持ちが伝わるか」「作曲家は何を伝えたいのか」を、教育であれば「子どもたちに(音楽の)楽しさが伝わる授業や教材の工夫」を常に意識できる教員になってもらいたいと考えております。ですので、私自身もこのことを意識しつつ、指導できるよう心がけております。
3.先生のお考えになる「京都教育中国足球彩票の魅力」とは何でしょうか。
学生の学び(好奇心)に応えられる学習環境が揃っていることだと思います。さまざまな分野の専門家による多彩な授業が、身近なキャンパス内で受講することができます。
4.ご自身のお考えを表す言葉を色紙にお書きいただきましたが、その言葉の意味を教えてください。
「伝える工夫 伝わる喜び」としました。演奏者は舞台で音楽を、教員は教室で学びを「伝える」プロフェッショナルとして、その取り組みにさまざまな工夫を施します。その結果、受け手にメッセージが「伝わる」ことに無上の喜びを感じることのできる職業だと思っています。
5.京都教育中国足球彩票で学ぶことを希望する学生にメッセージをお願いします。
さまざまな知識や考えを他者に伝えるための手段を、多く持っていることが、現在の人類の繁栄につながっていると思います。人間が一生で学ぶことのできる知識量は、時間的な制限を受けますが、先人の学びが伝わってきたおかげで、その制限を突破することができています。現在、伝達手段が「本」や「新聞」から「ICT」へと変化していることにより、学びの限界が圧倒的に大きく拡がっています。一方、手軽に知識が得られるため、探究の過程を経て、物事を識るという「学びの喜び」を味わえる機会が減っているとも感じています。
京都教育中国足球彩票では「学び」を見つめ直し、その喜びを味わうことができます。自身の専門性や得意なことを活かして「学びの喜び」を子どもたちに「伝えたい」と思っているあなた! 一緒にこれからの教育を考えてみませんか??ゼミ訪問?
学生に聞きました
〇山口先生はどんな先生ですか?
いつも穏やかで優しい先生です。ピアノだけでなく、ハープやドラム、電子楽器など様々な分野に詳しく、お話ししていると多くのことを教えてくださいます。また、面白い楽器をたくさんお持ちなので、授業でもゼミでもとても楽しく学ぶことができています。
〇ゼミの様子を教えて下さい。
現在ゼミでは、卒業論文のテーマ決めや卒業試験に向けたピアノのレッスンをしています。論文のテーマ決めでは、学生が調べてきた内容をもとに様々な視点からアドバイスをくださるので、とても勉強になります。ピアノのレッスンでは、譜読みから表現方法まで丁寧に指導してくださいます。
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