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教員1年目の私の想い(数学領域専攻卒業生)
数学領域専攻 2021年度卒業
中学校 教諭現在、中学校教員になって3か月が経ちました。非常に短い現場での経験ですが、この3か月を振り返りながらお話します。私は中学1年生の担任を持っています。4月1日、いよいよ社会人だというドキドキを感じる暇もないくらい、生徒を迎えるための準備がどんどん進められていきます。教室整備、入学式のための飾りつけ、名前の確認、配布する資料の作成...言われた通りに動くことで精一杯でした。入学してくる生徒に会えることは楽しみでしたが、それよりも「学級が成り立たなかったらどうしよう。」「一人で35人をまとめられるのかな。」と不安の方が大きかったです。しかし、入学式当日、少し大きい制服に身を包んでいる生徒、緊張しながら教室をのぞく生徒、小学校の友達と楽しそうに話している生徒、こんな生徒たちを見たときに、「よし、がんばるぞ!」と気合が入りました。
私は「第二の親のような教員」になりたいと思っています。まだ3か月しかたっていませんが、親にも言えない悩みを私に相談してくれる生徒がいました。こんなにも子どもと長く、深く関わることができる職業は他にないと思います。生徒は教師を選べません。生徒同士の出会いも奇跡ですが、教師と生徒の出会いも奇跡です。35人の担任であることに幸せを、そして責任感を感じながら、これからも生徒と関わっていきます。
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