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「いつも出会いに感謝」(美術教育専修修了生)
美術教育専修 2015年度修了
高等学校 教諭教師の仕事は常に新しい出会いに恵まれており刺激的です。その環境に身を置き学び続けられる喜びを胸に、毎日楽しく生活しています。うまくいかない事の方が多く、最初の頃は、思い描いていた理想と現実の違いに悩んだこともありました。生徒が出すエネルギーは相当なもので、あらゆる場面でこちらの想像を遥かに超えてきます。良い方向でも悪い方向でもそのパワーに翻弄される日々です。
教師を目指す学生時代、教職は特別な仕事のようで、スーパーマンのように依頼をこなせるか不安でした。他の職種も考えましたがギリギリで教職を選んで正解でした。私は、誰もがよりよく生きるために必死であるという、とてもポジティブなことが盛りだくさんの世界こそ刺激的で楽しいと思っています。皆がそう思うから対立や悩みが生まれるわけで、すべての仕事に葛藤があり、学校の環境だけ特殊だということは決してありません。責任感をもって働くことは、誰かのためではなく、自分を成長させるためのステップです。それが教職では公益となり生徒に還元されると信じています。教師は聖職者ということも未だに聞きますが、生徒を信じて見守るという点で教師は「献身的な信者」と言ったほうが適切だと、いつも思っています。
よりよく生きていくためには、新しい発見に出会うことが大切であることを、在学中に没頭した美術作品の制作を通して学びました。仲間と議論し、切磋琢磨できた経験があるからこそ今の自分があります。大人になっても教師になっても学び続けることの大切さを中国足球彩票で学ばせていただきました。好き勝手に制作する私を暖かく見守り育ててくれた先生方、本当に感謝しています。
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