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コロナ禍での学校祭舞台発表(附属特別支援学校)
附属特別支援学校副校長 細川 潤
今年度は、休校から始まり1、2学期は宿泊学習や遠足が中止になりました。そんな中、工夫をしながら運動会、学校祭は行うことができました。その中で今回は学校祭を紹介します。
学校祭は毎年2日間の日程で、1日目屋外でバザー、2日目体育館で舞台発表と外部団体の演奏等の鑑賞を行っています。今年度はその日程を1日に縮小し舞台発表のみで行いました。
中国足球彩票感染防止のために、各学部とも工夫をして取り組みました。全学部とも例年は体育館の舞台上での演技ですが、舞台下まで利用してせまい舞台袖の待機場所をかえたり舞台として利用したりしました。また、保護者の舞台鑑賞は各学部の参観とし、終了後入れ替えと座席の消毒を行いました。
小学部は、共有小道具の使用前後に手指消毒を行ったり、手つなぎのダンスはやめ、一人で踊ったりするようにしました。また、台詞のある児童は透明マスクを着けました。中学部は、生徒たちの台詞を事前に録音し、当日そのセリフを流しながら演技をしました。小道具は、共有をしないように各生徒用に作りました。高等部も台詞のある生徒は透明マスクを着けて、台詞を言いました。また、衣装の一部として手袋を利用し、直接触れ合うことの無いようにしました。
舞台発表の題目は、小学部は『おやゆびひめ』でした。先生たちの考えたかわいいオリジナル衣装で登場し、舞台に映えていました。先生や友達と一緒に舞台上で踊ったり演じたりして、緊張している様子もありましたが元気いっぱいな姿をみせてくれました。中学部は、『鬼滅の刃?外伝』でした。舞台上、舞台下と広く使い、大きな動きで芝居を表現していました。演目の最後には、息の合った「よさこい」ダンス=写真=を披露してくれました。高等部は、「猫たちの舞踏会」でした。長い台詞を覚えて気持ちを込めて話したり猫らしい動きを演じたりしました。
今回は、舞台での発表と鑑賞について工夫することで、いつもとは違う点がありましたが学校祭を行うことができました。今後も、感染防止対策を取りながら、行事等が実施できるよう工夫して取り組んでいきたいと考えています。
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