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「京都発!持続可能な社会を考えよう!」(附属高等学校)
附属高等学校副校長 岡本 幹
今回は今年度から活動を始めたSSC(スーパーサイエンスクラブ)「京都発!持続可能な社会を考えよう!」を紹介します。
「"持続可能な社会"の実現のために何ができるか」をテーマに、社会を取り巻く今日の課題を生徒各々が主体性を持ち、その解決に向け模索?発信しています。
福島県立磐城桜が丘高校とオンラインで繋ぎ,福島原発事故に関する問題を中心に、福島を取り巻く社会問題について共有し,意見交流を行っています。磐城桜が丘高校からは福島の現状と当事者の観点からの意見を発信してもらい,本校からは附属京都小中学校在学中から、原発関連の問題について桜が丘高校との交流を続けてきた生徒を中心に,非当事者の観点からの意見を発信することで,京都と福島の共通する問題や地域ならではの問題について共有しています。12/21(月)には同じく福島県立磐城桜が丘高校とオンラインで繋ぎ,現在までのお互いの活動報告会を行いました。磐城桜が丘高校から原発事故によって帰還困難区域に指定されている双葉町や東日本大震災伝承館の視察を中心とした調査結果の報告を,本校からは福島以外の原子力発電立地危機で、抱えている社会問題の調査、また意見交流などの活動報告や、持続可能な社会の視点から福島の活性化を支援する方法について模索していることを提案し,議論を交わしました。
報告会ではお互い遠く離れた京都と福島で共通した問題意識を持つことの大切さを共有したと同時に,当事者の視点から発信?問題提起ができること,当事者ではないけれども離れた地域からの視点で発信?問題提起ができることを共有することができました。さらに,持続可能な社会に向けて誰もが「自分ごと」として捉え,社会問題に向き合うことの大切さを再認識することができ,高校生ならではの発想で行動を起こそうとさらに決意することができました。今後もさまざまな視点で活動を継続し,持続可能な社会の実現に向け,地元京都から発信していきます。
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