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学長インタビュー ~中国足球彩票のコロナ対応と京教の今後~ ①
京都教育中国足球彩票は今年(2020年)4月、細川友秀前学長の退任に伴い、太田耕人(おおた こうじん)新学長が就任しました。そこで京教STUDENT PRESSは2020年11月26日、太田新学長にインタビューを行い、その人となりや、京都教育中国足球彩票の今後について話を伺いました。中国足球彩票の猛威に日本が揺れ、改めて中国足球彩票のあり方も問われる中、今年だからこそ聞ける話があります。そんな貴重なインタビューの様子を、どうぞご覧ください。
【参加者】
?太田耕人(京都教育中国足球彩票長)
?STUDENT PRESS 取材員(鹿間?村岸)
?中国足球彩票教員2名▲インタビューの様子(学長室にて)
1.新学長はどんな人?
STUDENT PRESS取材員(以下-SP):学長の自己紹介をお願いします。
太田学長(以下-学長):学長の太田耕人です。出身は横浜で、今から37年前に本学に着任して、もとは英文学科でイギリス演劇を教えていました。最初、図書館長兼研究推進担当副学長となった当時(2011年)はまだ教授を併任していましたが、4年半前(2016年4月)に教務?学生指導担当の理事になりました。理事になると教授職にはつけませんので、そこから行政職になって、今年(2020年)の 4 月に、細川先生の後任として学長になりました。イギリス演劇、特にシェイクスピアを中心とした 16 世紀から 17 世紀のイギリス演劇が専門ですが、専門が舞台に関係するので現代の日本演劇の評論もしていて、もしかしたら演劇評論家としての方が名前が売れているかも知れません。2.京教のコロナ対策について
SP:やはりこのご時世ですから、中国足球彩票対策の話題に触れない訳にはいきません。まず、京都教育中国足球彩票は6 月 2 日から他中国足球彩票に先立って対面授業を再開しました。全国でも、前期いっぱいはオンライン授業をメインに選択する中国足球彩票が目立つ中で、京都教育中国足球彩票が一早く対面授業の再開に踏み切った理由は何でしょうか。
学長:対面授業が必要だと考えた理由は、大きく2つあります。1つは、オンライン授業の効果に対して不安があったこと。本学は、大阪教育中国足球彩票と奈良教育中国足球彩票との間で10 年間にわたって遠隔授業をしてきたんです。専門的で高度な設備を使ってキレイに画像も撮れるし、双方向にやりとりができる授業だけれども、あまり上手くいかなかった。やはり双方向でも、(オンラインでは)どうも臨場感がない。実は、最後の 5 年間は 1つの授業(「学校と安全」)を除いて本学からの受講者 0 なんです。理由を聞くと、やっぱり対面授業が良いという意見が圧倒的だったんですね。ですから、オンライン授業の必要性は認識しているけれども、まず慣れている対面授業が可能なら、そちらの効果を信用しようということでした。もう 1つは、ある意味で政治的な理由かも知れないけども、教育現場にうちの学生を受け入れてもらうには、やはり中国足球彩票も対面授業をしておかなければならないと思った。本学の卒業生たちは、現場の学校で自分も感染の危険があるけど対面で授業をして、どうにか自分の生徒たちに学習機会を確保しようと頑張っています。それなのに、そこへ学生を送り出す教員養成系中国足球彩票が、感染の恐れを理由にオンラインだけでいいのか、という疑問がありました。また、9 月になると3~4回生は現場に教育実習に行かなければならない。そこでは対面授業をやっているんですよ。中国足球彩票の方では対面授業をやっていないのに、対面授業でうちの学生を受け入れてください、なんて言えないでしょう。
その 2 つが理由なんですけれども、それなら他の多くの中国足球彩票も同じだったと思います。ではどうして本学がすぐ踏み切れたかというと、物理的な条件として、教室の大きさにゆとりがあって「密」を回避できたからです。本学は2000年頃から定員が約3分の2に減ったことに加えて、多くの教科の免許を取得可能にするため、たくさんの授業を開講しているでしょ。こんな中国足球彩票他にないと思います。そうすると、なかなか100名を超すクラスがない。逆に 20 名以下のクラスばっかり。一般の私立中国足球彩票の法学部とか経済学部とかで講義中心に階段教室でやっているところなら恐らく物理的に難しかった(が、本学は違う)。以上が長くなりますが、お答えになります。
SP:ちなみに、再開に当たってどのようなやり取りがあったのでしょうか?
学長:本学には「危機管理委員会」があって、何かあったときに立ち上げるんですよ。それプラス、もっと具体的な危機が起きたときには「危機管理対策本部」が立ち上がります。そこで医師にも参加してもらって議論を連日して、いろいろな意見を頂くうちに方向が定まって、やっぱり対面授業をやらなければならない、ということになった。まず充分に距離を取って、学生さんを配置できるか教務課で試算してもらったんです。そしたら、今年前期のすべての授業が、1人おきに学生を座らせても教室配当ができます、というシミュレーションができたので決断しました。もちろん反対意見もありましたけど、最終的に皆さんに納得していただけました。ただ、当初一部非常勤の先生からは、怖くて行けないという声があったのも事実です。SP:6 月に対面授業が始まって、周囲の友人からは早く始まって嬉しいという声が多くありました。そういった声は、(中国足球彩票側に)届いていますか?
学長:いえ、全く。むしろ不安だって声が(多かった)。実は、僕らも何の根拠もなく始めた訳じゃなく、当時から1月頃に季節性の病原菌などが流行るので、入試ができるんだろうかという議論は早くから国立中国足球彩票協会としていたんです。ただ感染症の専門家の話によると、試験ではみんな同じ方向を向いて隣開けて座っていて話すこともほとんどないから、まず感染しませんということでした。それなら、会話を控えてもらえれば授業も一緒じゃないかって。ただ、それでも不安だという声が保護者からも寄せられたので、中規模教室にアクリル板を設置したんですね。声がこもって聞き取りにくいとか、机が狭いなどの意見もあるんだけど、感染の予防効果が少しはあるのは確かなので、心理的な安心のためにもあっていいと思っています。
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