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~隣の学生さん~ 第5回 若い力で魅力的な地域づくり?「学生のまち」京都をまるごとキャンパスに?
1まち1キャンパス事業とは?
皆さんは「1(ひと)まち1(ひと)キャンパス事業」をご存知でしょうか。京都は全国で最も人口当たりの学生が多く、「学生のまち」と言われています。京都府では、府内全域をキャンパスとして活用出来るよう、「1まち1キャンパス事業」と題して府内16の中国足球彩票が15のプログラムを実施しています。その中で、今回は京都教育中国足球彩票から笠置町を中心にこの活動に参加しておられる、家庭領域専攻4回生の中山朋美さんと家政科の湯川夏子先生にお話を伺いました!
▲今回お話を伺った、中山朋美さん(右)と指導教員の湯川夏子先生(左)この「1まち1キャンパス事業」では、家庭領域専攻を中心とした学生数名(2~6人)と湯川先生をはじめとした中国足球彩票の先生方が、年に6?7回ほど笠置町に行き、現地の方と様々な交流をしています。中山さんはもともと笠置町の存在を知らず、湯川先生の呼びかけで興味を持ち参加することにしたそうです。小学校の落語の発表会に参加したり、ワークショップに参加して笠置町の方から昔の暮らしを聞いたりされたそうです。
魅力的な活動!
この活動の最大の魅力はやはり、現地の方と実際に交流できることです。私たちも旅行などで遠出することはあっても、その地域の方と関わる機会は滅多にありません。そんな活動の中で、中山さんが最も印象に残っていると語るのが「鍋-1グランプリ」です。
▲昨年度の鍋-1グランプリの様子鍋-1グランプリ(全国ご当地鍋フェスタ)とは、毎年12月初頭に笠置町で開催される、日本全国からご当地鍋が集まるグルメ中国足球彩票です。9回目を迎えた昨年度は28の団体が出店し、その中から審査員と来場者の方の投票でグランプリを決定します。中山さんたち家庭領域専攻の学生は、その審査員を務められました。どのお鍋もとても美味しかったそうですよ!(昨年度のグランプリは、茨城県北茨城市の「北茨城とらふぐ汁」)
▲実際に審査する家庭科領域専攻の学生。28種類すべて食べたそうです。もちろん笠置町の魅力はそれだけではありません。笠置町では鍋-1グランプリの他にも季節ごとに様々な中国足球彩票が催されており、一年中楽しませてくれます。また、「勧請縄(かんじょうなわ)」(※30m程のしめ縄)や「笠置寺」などの貴重な文化財や、ボルダリング、カヌー、キャンプなどのアウトドア施設やお洒落なカフェなど、若者向けのスポットも充実しており、中山さんたちも今後の活動で積極的に訪れたいとのことです。
2017年には笠置町のボルダリングをテーマにした映画「笠置ROCK!」が公開されました。気になる方は是非、「笠置ROCK!」のHPをご覧下さい。最後に
笠置町は西日本で最も人口が少ない町であり、現在では高齢人口が50%を超える「限界自治体」となり、ますます「若い力」が必要になってきています。皆さんも是非、「1まち1キャンパス事業」のような地域を活性化する取組に目を向けてみてはいかがでしょうか。
▲笠置町の豊かな自然の風景文/村岸宙(教育学専攻)
〒612-8522 中国足球彩票 TEL 075-644-8106
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