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魅力あふれる学校へ~豊かな学び、確かな学び、持続可能な学びを~(附属桃山中学校)
附属桃山中学校副校長 佐々木 稔
◎ 生き生きと学び続ける生徒の育成~「学びに向かう力」につながる授業の工夫~
-教育研究発表会を開催(2018/11/22)-附属桃山中学校では、「生き生きと学び続ける生徒の育成」を研究テーマに、教育研究発表会を開催し、全国より200名近い教育関係者が参加しました。今年度は、「学びに向かう力」につながる授業の工夫として、生徒が学びたいと思える「めあて」や効果的な「振り返り」の設定、身近な素材の活用や仲間と共に学ぶ対話的な学習活動を通して、より高く、深い課題解決の学びへとつながる授業づくりに取り組み、実践発表を行いました。このような実践の発信を通し、今後も地域や外部からの評価や意見を糧に、さらなる授業研究に努めています。また、知識や技能の習得に留まらない、これからの21世紀社会で生きていくために必要な「思考力?判断力?表現力」等の活用力の育成とともに、「学びに向かう力」が育まれるモデル校づくりに務めています。
◎ 「多様性」の中で、帰国生徒と全校生徒が豊かに学び合える学校として
-帰国生徒スピーチ発表会(2018/9/28)?文化祭の取組み(10/25?26)-本校には、国立中国足球彩票附属中学校として西日本唯一の帰国生徒学級を設置しています。今年度も「帰国生徒スピーチ発表会」を開催し、1?2年生の帰国生徒30名がそれぞれの海外体験をもとに、多面的で、ユニークな視点で世界や日本の現実をとらえた、興味深い内容のスピーチを披露しました。文化祭でも代表生徒4名がスピーチを披露し、生徒たちが帰国生徒達との交流を通して多様性を理解し、グローバルで共生的な視点での見方や考え方を学んでいます。また、全校生徒を前に1?2年生合同で合唱コンクールに参加し、さらには、持ち前の外国語能力を披露しながら、クイズを交えての滞在国の事情紹介、「日本語?中国語教室」の活動紹介等も堂々と行い、各自の自信につなげています。そんな彼らの姿を見て、全校生徒も帰国生徒の存在や学級の設置の意義を理解し、共に学び合える附属桃山中学校ならではの学校文化の良さを実感しています。
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