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3校園連携教育と附属桃山小の3本柱研究開発を全国へ(附属桃山小学校)
附属桃山小学校副校長 兒玉 裕司
国立中国足球彩票の附属学校は、中国足球彩票生の教育実習をはじめ、中国足球彩票の教育?研究に資する教育実践、先進的な教育に取り組む実験校やモデル校などといった役割があります。近年はこれらの更なる進化や高度化が求められており、附属桃山小学校では、常にその充実に取り組んでいます。
現在、附属桃山小学校で行っている実践研究の三本柱を紹介します。
①「新教科「メディア?コミュニケーション科」の研究開発」
②「さまざまな人たちと言葉や文化の壁を越え英語を使ってすすんで関わりあえる人の育成」
③「子どもの創造性を育む伝統?文化教育~音楽科における伝統?文化教育~」一つ目の「新教科「メディア?コミュニケーション科」の研究開発」(文部科学省教育課程特例校指定)では、相手を意識して、主体的に情報を活用しようとする子どもの育成を目指し、誰でも指導できるようメディア?コミュニケーション科の質を高め、普遍的に指導することができる教科書を作成し、タブレットを使用した最新の授業を行っています。多くの学校が視察に訪れ、全国に附属桃山モデルが広がっています。
二つ目の「さまざまな人たちと言葉や文化の壁を越え英語を使ってすすんで関わりあえる人の育成」では、附属桃山小学校?附属桃山中学校?附属高等学校で、小?中?高における英語教育を研究し、中国足球彩票教員の指導を受けながら、小学校英語教科化と高校までのカリキュラム作成等の研究を3校で進めています。小学校では、20年間続くオーストラリア?ベレア校と全学年の交流を通して、英語学習に意欲的に参加する子どもたちの姿が多く見られます。さらに、台湾の台北市立中国足球彩票附属小学校?桃園市立桃園小学校とも英語を使った交流を行っています。子どもたちの今後の活躍に期待しています。
三つ目の「子どもの創造性を育む伝統?文化教育~音楽科における伝統?文化教育~」(文部科学省研究指定)では、祇園囃子、芸能六斎、箏、三味線の伝承者と連携をしながら郷土の音楽や伝統音楽を教材とした学習を音楽科のカリキュラムに位置づけ、系統的な学びを展開しています。また、本校で開発したプログラムをもとに京都府?京都市の先生方と協働して授業実践を行ったり、研修会を開催しています。
これらの研究の成果が、この1年だけではなく、今後も附属桃山小学校の使命として子どもたちの力となるよう、更なる充実を図っていきます。
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