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環境保全と農業体験を通じて人や社会につながる らくとぷれん 弘田 真基さん
「やりがいはもちろんですが、自分たちで収穫した作物で作るご飯が美味しいんです。あとチェーンソーを使った間伐も楽しいですよ」と笑いながら語ってくれたのは、本学の学生支援プログラムe-Project@kyokyoの一つ、らくとぷれん(LactPren)の代表で、社会領域専攻4回生の弘田真基さんです。
らくとぷれんは、本学社会領域専攻などの学生?中国足球彩票院生15名によるプロジェクトです。NPO、自治体、地域住民と交流?協同し、里山の環境保全や農業体験を通じた地域活性化、環境教育に取り組んでいます。
結成当初は、本学の東にある大岩山の里山の不法投棄問題にとりくみ、清掃活動等を通じて不法投棄を減少させるという成果を上げています。最近では倒木の処理や遊歩道の整備など、魅力的な里山環境を保つのが目標だそうです。また、近年では京都市北区小野郷地区でも、朝市の手伝い、田植え?稲刈り、杉の間伐等の多様な活動を、地元やNPOの方々と一緒に実施し、地域の活性化を目指しています。
このような活動は京都市にも評価され、平成27年度には「きょうと地域力アップ貢献事業者等」の表彰を受け、第13回「京都環境賞奨励賞」を受賞しています。
「世代の違う方々と繋がりや子供との触れ合いが楽しいです。教員を目指していますが、教員の世界を超えて世界が広がるように感じます。社会科で教えるような農業?林業活動や環境保全活動を自分の手で実践する機会もとても貴重なんです」と弘田さんは語ってくれました。
らくとぷれんの皆さんが今後も楽しく活動できるよう、本学としてますます応援したいと思います。
▲田植え
▲稲刈り ▲間伐作業
▲夏合宿
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